Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ミク

    Rxme07Nysn

    DONEまゆさん宅の王神美(わんしぇんめい)ちゃんとみくに宅の鈴音ちゃんの初邂逅のお話
    つーさん宅のサキちゃんのお名前を一部お借りしています
    宗金さんというのは、鈴音ちゃんの夢小説に出しているオリキャラさんの名前です
    勢いの走り書きです。神美ちゃんの口調が迷子。おかしなところがあってもご了承ください。
    王神美と鈴音「今日の貢物です」
    「悪いな毎度」
    「思ってないですねぇ……」

     鈴音は王翦から預かった食材を手土産に桓騎邸へと向かう事がある。野盗時代のアレコレが聞きたくて、たまに個人的に遊びに行っているのだ。

     
     桓騎邸に居候している元野盗の兵達。その中に、怪力剛力無双のゼノウ率いる一家もいる。
     鈴音は是非その腕力について聞きたいと、今日は好物だと聞いた肉を携えてやって来た。
     
    「と、思ったんですが。言葉が微妙に通じませんね」
    「微妙どころじゃねえだろ」
    「こんなん戦闘民族だろ」
    「……サイヤ人」
     
     お目付役兼保護者として付いてきた宗金、桓騎邸での案内人厘玉。
     「お土産です」と肉を差し出した瞬間に引ったくられ争奪戦が始まるのを見ながら、鈴音は噂で聞いていたけどと感心。宗金も初めて目の当たりにするためドン引き。厘玉は相変わらず動じない鈴音に驚きはなかった。ただ、ほんの少しそわついている厘玉が、鈴音と宗金は少し気になっていた。
    2114